休診のお知らせ
1月31日(金)は都合により休診となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
最新の三次元画像解析装置(OCT)
2016年10月、当院には、高価な機器で決断を要しましたが、より良い診断と医療の質の向上をめざし導入いたしました。今回導入した第三世代の三次元画像解析装置(以下OCT)では、乳頭マップのみならず黄斑マッピング(EnFace画像)という第二世代のOCTにはなかった画像解析ができ、視神経線維層の厚みを黄斑全体で正常眼と比較して、どれくらい緑内障の危険度があるのか容易に判定できるようになりました(他機種を圧倒する驚異の9㎜×9㎜のスキャン幅で広範囲を精査します)。また、緑内障には強度近視眼が多いのですが、いままでは比較不可能だった強度近視眼のデーターベースもこの機器は搭載しております。さらに、従来肉眼では観察不可能だった初期の新生血管も、この機種では眼底自発蛍光で撮影できるようになりました。なお、OCTの料金は3割負担で約670円です。
最新の角膜厚補正機能付眼圧計
日常診療において、炎症の目安など鑑別診断や経過観察で眼圧測定は必須です。この最新機種では、測定時の風圧が従来よりさらに弱くなり、眼への刺激を最小限にしており、いわば眼に優しい眼圧計となっております(眼圧検査の必要性についてはネットで検索していただくと詳しい解説が沢山ありますので、ここでは省きます)。
また、当院の専門とする緑内障分野では、とりわけ正確な眼圧測定が大事なのですが、眼圧が角膜厚に依存することは古くから知られていました。低眼圧なのに、進行する症例などは、もともと角膜厚が薄いことがあるなど、この機種の導入により眼圧のより精緻な測定に役立ちます。なお、角膜厚の測定はもちろん無料でおこなっています。
東京浜松町眼科クリニック
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